ワークに取り組む時間を生活の中に組み込みルーティン化させる超具体的な方法
その2つの方法はこちら
- テストの点数を上げるのにワークが役立つということを伝え、
ワークをやるタイミングを自分で決めてもらう - オンライン家庭教師を使って自宅学習する時間を習慣化させる
1つずつ説明しますね。 (方法1から見る) (方法2から見る)
【方法1】テストの点数を上げるのにワークが役立つということを伝え、ワークをやるタイミングを自分で決めてもらう
この方法のメリットとデメリットはこちら
メリット
・お金をかけずに済む
デメリット
・家族の協力が必要不可欠
では、どのようにして子どもに働きかければ良いのか、具体的にその方法を教えます。
どんなに小さな成功でも、子どもが出した成果を見逃さないでください。子どものことを肯定し、褒めるのです。
例えば100点中50点しか取れてなくても、「50点か~もっとこれから頑張ろうね」と言うのではなく、
「50点取れたのね!お母さんは今そのテストを受けても50点取れない気がするなぁ」と子どもを褒めます。
テストで10点を取ってきたとしても、「なんで10点しかとれないの!」「ちゃんと勉強してないからでしょ!」と言うのではなく、「0点じゃなくて良かった!」などとポジティブな言葉をかけるようにします。
こうして心を開いてもらうとともに、子どもに自信をもたせてあげるのです。
「50点取れた勝因はなんだと思う?」
こんなふうに子どもとコミュニケーションを取り、子どもに「なぜ自分がその成果を出せたのか」意識させてみましょう。
「わかんない」「たまたまだよ」「授業でやったのを覚えてたからだよ」
いろんな返事が返ってくると思います。実は、ここでの子どもの返事はなんでもOK。大切なことは、子どもの返事に耳を傾け、共感してあげることです。
子どもの話をちゃんと聞けば聞いた分だけ、親の言うことにも耳を傾けてくれるようになります。
「お母さん(お父さん)はね、(子どもの名前)がテストで点取れたのは家で勉強してたからだと思うよ」
そんなふうに、「家で勉強したから点が取れたんだ」ということを伝え、自宅学習の重要性を伝えます。
もし、子どもが家で全然勉強してなかったとしても、「家で勉強してたから点が取れたんだね」と言います。
「家でやってたのってワーク?ワークをやればやった分だけもっと点数とれそうじゃない?」
そう言って、ワークをやればテストの点は上がるんだということを認識させてあげます。
「期待してるね♪」
最後に期待していることを伝えます。期待されると人はその期待に答えようとするものです。
ぜひお子さんを信じてあげてください。
「そういえば、いつもワークってテスト前にまとめてやってるの?」と聞いてみます。多くの子は「そう」と答えると思います。
次に「テスト前にまとめてワークやるの大変じゃない?」と聞いてみます。
「大変だよー」という返事の場合
「そうだよね、私も大変だと思うなぁ。じゃあさ、その日のうちに習った範囲だけワークやってみるのはどう?」と提案してみます。
「大変じゃないよ」という返事の場合
「すごいね!1つ提案なんだけど、 その日のうちに習った範囲だけワークやってみるのはどう?」と提案してみます。
「その日のうちに習った範囲だけワークやってみるのはどう?」に対する子どもの返事に耳を傾けます。
子どもの反応はどうでしょうか。もちろん期待する返事が返ってくるとは限りません。
「その日のうちは疲れちゃうから無理」「やりたくない」「うーん」「でもなぁ」と、いろんな返事が返ってくると思います。それでも大丈夫。
ここでも大切なことは、子どもに寄り添い共感するということ。親は「でも・・・」などと否定してはいけません。
「たしかに、眠いし寝たいよね」「やりたくないよね」「疲れちゃってやる気でないよね」と共感してください。
共感したら、次にこう言います。
「実は、そんなときでもワークできちゃう方法があるんだよね」
そう言って子どもの興味を惹きます。
「どんな方法?」と子どもが聞いてきたら、「ルーティンよ」と教えてあげます。
「どんなときでも寝る前は歯をみがくでしょ」「嫌な日も月~金は頑張って授業を受けるでしょ?」
そんなふうに、子どもが「たしかに!」と思える例を挙げて話します。
「やることを”当たり前に”しちゃえば体が勝手にやってくれるようになる」
そう言って、歯磨きのように、「ワークをやる時間も生活の中に組み込む」という新たな気づきを与えてあげます。もしお父さんお母さんが何かルーティンを実践しているなら、それを紹介するのも説得力が増します。
「歯磨きみたいにやるタイミング決めると、ワークをやるのもそんなに大変じゃなくなるかもね」と提案します。
「お風呂の前とか夜ご飯の前とか、ワークしやすい時間をいろいろ試してみたら面白いかもね」と伝えます。
ポイントは、親が「いつワークをやるのか」決めるのではなく、子どもに自分で決めてもらうということ。
親がやるべきことは、子どもに”気づかせる”ことであり、それ以上介入してはいけません。
もし子どもが困っているようであれば、親は”アイデアを提案する”までにとどめておきます。「やりなさい」と言ってはいけません。
強制する言葉を言っても子どもはやりません。そうではなくて、子どもが自らやるように親は仕掛けていくのです。
子どもは「自分で決めたこと」は「自分からやろう」とします。
以上の手順を踏めば、ワークに取り組む時間を生活の中に組み込むことができるようになると思います。
ちなみに、僕がオススメする『ワークをやる』タイミングは、『ご飯を食べたあと』です。
見たいテレビがあるなら、それは録画して、勉強が終わってから録画したものを見ればOK
もし子どもがどのタイミングでワークをやろうか苦戦しているようでしたら、アドバイスしてあげてみてください。
オススメ!
【方法2】オンライン家庭教師を使って自宅学習する時間を習慣化させる
【方法1】は正直実践するにはハードルが高いです。
家族の協力は必要不可欠。子どもが反抗期だったりすると、ますます親の言うことは聞いてくれません。親がずっと子どもの面倒を見てあげられるわけでもありません。
そこで、今、多くのご家庭が「オンライン家庭教師」を利用し始めています。
オンライン家庭教師は、授業の時間が決まっています。時間になったら机に向かうことになるので、必然的に勉強モードになり、勉強習慣も簡単に身に付きます。
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もちろん、わからないところは先生にすぐに聞けるから、「わからない」といって勉強を途中でやめてしまったり、勉強が嫌いになってしまう心配もありません。
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ちなみに、オンライン家庭教師を利用するメリットとデメリットは次の通りです。
メリット
・親に余裕がなくても手軽に子どもの勉強を見てもらえる
・学習習慣が自然と身につく
デメリット
・月2万円ほどお金がかかる
お金はかかっても、今後子どもの学習習慣が身につくならその価値はあると思います。